WeWork の柔軟な契約条件を最大限に活用している 3 社の例

ロケーションやサービス内容を柔軟に変更できることで、企業は変化の激しい時代にアジャイル性と競争力を維持することができます。

WeWork Arcos Bosques(メキシコシティ)  写真:WeWork

商用不動産は、どのビジネスにとっても最も流動性の低い資産です。柔軟性の欠けた長期にわたるオフィススペース契約は、設備投資で企業を縛り、必要なときに迅速に変更することが難しくなるため、企業の成長は抑制されてしまいます。

WeWork の開発した独自の柔軟なサービスを活用していただければ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックなど、不確実性に直面したり、あるいは前例のないスピードで急成長を遂げたりする場合に、企業が直面するであろう無数の問題に対処することができます。 

エンタープライズのメンバー企業は、WeWork のサービスおよびロケーションのポートフォリオ全体を活用することで、変化するニーズに合わせて不動産戦略を調整できると、WeWork の不動産アドバイザリー、取引、ファイナンス、戦略担当ディレクターである Emily Pae は述べています。

「WeWork を活用していただければ、特定の資産や期間に縛られる必要はなくなります」と Pae は言います。「これは、急成長している企業だけでなく、ビジネスにおけるアジャイル性を重視する企業にとっても、高い競争優位性をもたらします。WeWork ではロケーションやサービス内容を柔軟に変更できるため、企業は成功に向けて邁進できます」。

たとえば、シアトルからニューヨークにオフィスを移転するなど、ロケーションの変更を楽に行えます。また、現在利用しているサービスから別のサービスに変更することも可能です。たとえば、ロサンゼルスに大規模な拠点を置いていたとしたら、それを閉鎖して、地域別にサテライトオフィスを設置したり、WeWork All Access パスに相当する分を、1 か所またはいくつかのロケーションの専用オフィススペースに変更したりできます。 

「新型コロナの例でもわかったように、世の中は変化します」と Pae は言います。「あらゆる CFO が、『貸借対照表の負債を減らすにはどうすればよいか。可能な限り効率的なポートフォリオを作成するにはどうすればよいか』と考えあぐねていました。WeWork なら、変化するニーズや新たなニーズに最も合ったワークスペースを提供でき、貴社の不動産戦略の見直しをサポートできます。不動産関連のニーズに対し、企業は流動的に対応できるべきなのです」。 

ロケーションやサービスを柔軟に変更できる契約条件であれば、完全にカスタマイズされたソリューション を構築することができる、と Pae は述べています。たとえば、デトロイトに 3 フロアを占める本社があり、それを 2 フロアに縮小して、別の 2 都市に進出したいとすると、縮小する 1 フロア分の契約を、マイアミで利用できる WeWork All Access パスと、ヒューストンの小規模専用オフィススイートに移行させることができます。 

「この WeWork 独自のツールを活用すると、企業の柔軟性とアジャイル性は限りなく高まるため、従業員の満足度はより高まり、さらに業界での競争力強化につながります」と Pae は言います。

この記事では、WeWork のユニークなサービスを活用して、成長期に直面する複雑な不動産の課題に対応し、不確実性が高いときにも柔軟性と競争力を維持した 3 社の例をご紹介します。

不確実な時代に柔軟性を追求するオンデマンドデリバリー企業の例 

課題:大手のオンデマンドデリバリー会社は、パンデミックの真っ只中に前例のない成長を遂げ、対応に追われていました。米国、ヨーロッパ、太平洋地域のさまざまな市場で人材を獲得する必要がありましたが、将来の状況は不確実です。

解決策:WeWork のサービスは世界中の市場をまたいで提供されているため、デリバリー会社はすぐに利用を検討しました。同社の経営陣が、WeWork では特定のロケーションや期間に縛られず、必要に応じてリース内容を変更できることを知ったとき、取引は成立しました。WeWork は、早速、同社のためにいくつかの市場で複数の地域ハブを用意し、同社のワークスペースは最大 134,000 平方フィート拡張しました。

WeWork Gangnam Station(ソウル)

結果:同社はニーズに合わせて、リアルタイムでオフィススペースを調整できるようになりました。罰金や超課金、また煩雑な事務作業もなく、必要に応じて迅速かつ簡単に資産を調整できるという安心感も得ました。その結果、同社は安心してより多くのスペースを契約でき、それにより同社全体の契約内容に対し大幅な割引価格が適用されました。

ポートフォリオ戦略を機敏に修正するエンタープライズメンバーの例 

課題:オレゴン州ポートランドの WeWork にオフィススペースを構えるこの企業は、需要の急増に直面していました。同社は、設備投資を抑制させ柔軟性を確保しながら、アトランタでチームを雇い、既存のロケーションを閉鎖し、他の市場を優先させたいと考えていました。

解決策:同社は WeWork ポートランドでのフルスペース契約分をアトランタに移し、そこで新たに大規模な専用本社スペースを確保しました。

結果:WeWork には大規模な資産ポートフォリオがあり、柔軟なリースおよび迅速な拡張が可能なため、このメンバー企業がアトランタおよび主要市場で成長戦略を構築するサポートができます。また、ロケーションやサービス内容を柔軟に変更できることで、変化の激しい業界において同社はアジャイル性や競争力を維持できます。従業員たちはすでにデータ駆動型の WeWork オフィススペースを使い慣れており、そのため、世界のどこにいても一貫したオフィス体験や職場文化を味わえます。さらにアメニティが充実していることで、最高の人材を獲得し、維持するのにも役立ちます。

パンデミック下で安全を最優先させるソフトウェア会社の例

課題:ロンドンを拠点とする大手クラウドソフトウェア企業は、WeWork ロケーションの上層階に約 8,000 平方フィートのオフィススペースを構えていました。同社は、パンデミック下でも可能な限りオフィスの安全性を確保し、従業員が快適に職場復帰できるようにしたいと考えていました。

解決策:同社は、現在の契約を移行し、同じビルの 2 階に専用オフィスを設置しました。

WeWork Power and Light Building (オレゴン州ポートランド)

結果:新しいオフィスは、これまでと同様の WeWork らしいデザインや雰囲気で、さらに安全対策が強化された上、従業員は混雑したエレベーターを回避して、階段を使ってオフィスに行けるようになりました。駐輪場にも近くなり、公共交通機関を使わない従業員が自転車通勤しやすくなりました。柔軟な 30 か月契約には 12 か月および 24 か月経った時点で拡張できるオプションが付いており、不確実なビジネス環境にあっても安心感がもたらされます。

このように、ロケーションやサービス内容を柔軟に変更できる WeWork の契約条件は、どこで事業を行おうとも、どのような不確実性に直面しようとも、メンバー企業が不動産戦略で最大の価値を引き出し、競争力を維持できるツールとなります。

クリステン・ベイリーは 、美しいネブラスカ州リンカーンに拠点を置き、長年活躍している作家兼編集。大小の企業ブランドが織りなす物語を作成し、存在意義を広める助けをしています。

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