不動産を活用してビジネスを推進するハイテク企業 4 社

柔軟性のあるスペースを活用し、従業員のエクスペリエンスを主眼に設計することで、今日のハイテク企業は不動産の革新的な活用に乗り出しています。

テック業界は、アメニティが豊富でクールな職場が多いことで知られていますが、優秀な人材を集め、イノベーションを推進し、そこで働く人のエンゲージメントを引き出すような環境を作るには、ロッククライミング用の壁やエスプレッソバーを導入するだけでは不十分です。最も成功しているテック系オフィスでは、集中し、高い生産性を保ちながらハッピーに仕事がしたい、という社員の望みに応える、配慮のあるアプローチをとっています。 

テック系の従業員は、ソフトウェアエンジニアからプロダクトデザイナーまで、その種類は多岐に渡ります。ラップトップ上で複雑な問題を解決したり、同僚と新しいアイデアについてブレインストーミング したり、製品やサービスについてセールスやマーケティング部門とコラボレートするなど、その職務により必要となるスペースも様々です。そのため、従業員が 1 日を通してさまざまなタスクに集中できるように、職場は 多岐に渡るスペース を提供する必要があります。 画面共有機能などが強化された役員室や小さめの会議室、色々な用途で使えるカフェ、そして静かに熟考できるようなスペース などのスペースは、テック系社員にとって効率の良い仕事を支援します。そして、社風もまた 従業員にオフィスの中で動き回るよう 奨励するようなものであるべきです。

Slack の WeWork オフィス(ニューヨーク)

さらにそれ以外に、カラフルな家具や アート も、新しいアイデアを刺激するのに役立ちます。そして、日光が差し込み、新鮮な空気や観葉植物 のあるような、健康で人間工学に基づいた環境を整えることは、そこで働く人のエネルギーを満たすことにつながります。 

加えて、成功している今日のテック系企業は、ビジネスのニーズに応じてスケールアップする需要も高く、ビジネスと共に成長できるスペースを必要としています。 

WeWork の企業向けエンタープライズソリューション なら、テック企業に固有のニーズも含め、クライアントのビジネスに寄り添ったきめ細やかなご提案が可能です。WeWork と提携しているテック企業大手が、成長目覚ましいハイテクチームに対しどのように最適なワークスペースを提供してきたか、その詳細をご覧ください。

ミッションを核とする Slack のワークスペース 

職場でのコミュニケーションツールとして、 Slack は企業の透明性を高めることに大きく貢献しています。Slack プラットフォームは、オープンな情報の流れを促進すると共に、従業員間の結びつきを強め、コラボレーションを推進しています。そういうわけで、Slack が ニューヨーク にオフィスの設置を決めた時、同社のミッションやオープンな社風を反映した、魅力的なカスタムスペースを構築するべく WeWork をパートナーとして選んだのはごく自然な流れでした。

同社のニューヨークオフィスには、座席のオプションが豊富です。そのため、従業員はフォーマルな設定から小規模なミーティングまで、色々な場所でコラボレーションができるようになっています。個々のワークスペースは人間工学に基づいて設計され、テクノロジー部門の社員が満足して仕事に取り組めるようなニーズを満たすものとなっています。

「極めて有意義でインパクトのある職場を見ると、ツール、社風、空間の間に深い整合性があると感じます」と Slack のグローバルワークプレース&不動産部門 VP の Deano Roberts 氏は言います。「Slack は、人々が一丸となって最高の仕事をするためのコラボレーションハブです。そして、WeWork に本社を構えることで、そのことを実際に体現しているわけです。」

Pinterest のピンにふさわしいオフィススペース

サンフランシスコを本拠地とする Pinterest が急成長し、セールスやエンジニアの人材を急募することになった時、同社は新しいオフィス拠点を シアトル に定め、人材確保に乗り出しました。でも、セールスとエンジニアとではニーズも働き方も全く異なります。セールスチームは電話をしたりクライアントをもてなすための専用の場所を必要とし、またエンジニアには、ブレインストーミングをする場所やホワイトボード、そして集中して作業に取り組めるような環境も必須です。

Pinterest は、その両チームにとって必要なものが完備されているダイナミックなオフィス構築という課題に挑むため、WeWork に依頼をかけました。その結果、新しいシアトルのオフィスには、集中作業のための静かなスペースだけでなく、イベントを主催したりクライアントをもてなすための共用スペースが設けられ、当初の課題を無事にクリアすることができました。

Pinterest の WeWork オフィス(シアトル)

世界中に点在する TripAction のフレキシブルなオフィス

出張旅行手配のプラットフォームとして急激な成長を続けている TripActions は、世界各地のマーケットでビジネスを拡張し、地元の人材を雇用する必要がありました。各ロケーションで自前でオフィスを調達し、長期リースに契約するより、同社は WeWork と連携することを決めました。WeWork を単一の窓口とするだけで、TripActions はものの 1 年という短期間にも関わらず サンフランシスコロンドンアムステルダムシドニー そして ニューヨーク への進出に成功し、従業員も 40 人から 400 人にまで増えました。

「WeWork のおかげで、不要なスペースに無駄なコストをかける心配をせずに、ビジネスを成長できる柔軟性を手に入れることができました」、と TripActions の最高収益責任者である Rich Liu さんは言います。

ezCater の食欲をそそる新本社

ビジネスケータリングのオンラインマーケットプレイス、ezCater は 2012 年の創業以来、毎年 2 倍の成長を続けてきました。社員数が 375 名に到達した時、同社は、増えた社員を収容するだけでなく、社風を強化し、人材を惹きつけ維持できるような柔軟性の高いワークスペースの獲得に乗り出しました。

同社は本社を Boston の 40 Water St にある WeWork ロケーションに移動し、4 フロアすべてを利用することになりました。フードアートや鮮やかなグリーンの配色が目を引く新スペースは同社のビジネスを端的に表現し、また食品をテーマにしたブランディングが全体に施されています。開放的でオープンな場所で仕事することはもちろん、人目からちょっと離れた静かなエリアや小規模な会議室など、従業員は仕事の必要に応じて好みの環境で作業できます。休憩時間には、品揃え豊富なキッチンエリアや快適な図書館で時間を過ごすこともできます。

WeWork では、あらゆる規模の企業や個人が直面するビジネス上の課題に対し、ソリューションを提供しています。

Dawn Papandrea はフリーランスのライターで、仕事、パーソナルファイナンス、高等教育などについて主に執筆しています。彼女の執筆記事は Family Circlemonster.com など数多くの出版物に掲載されています。Twitter でフォローしましょう。

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